――地位と名誉


「そんなものに興味はない、出来れば幼女が欲しい」


――莫大な財産、大金


「う~ん、そこまで金がほしい訳でもない、それよりツルペタ美少女が欲しい」


――大切な友人、かけがえのない仲間、そして恋人


「惜しいな、だが俺はロリコンだからようjy(ry」


女がこめかみに青筋を浮かべながら

「ふざけてんじゃねーぞ、ゴルァ」

という目をしている


男は流石にヤバいと思ったのか少しだけ表情を引き締めた


「では、もう一度だけ問います」


「あなたの願いは何ですか?」



そして男は一つため息をつくと、

決まっていた台詞を吐き出すように答えを出した



「金、地位、名誉、仲間、友達、そんなありふれた日常はもう要らない、
お腹が一杯になるほど見てきた


俺がほしいのはただひとつ、色々なやつが本当は心のなかで欲しがっているもの」


男は一拍置いて、再び語りだす


「俺は・・・」


「俺は日常を拒む世界、「非」日常が欲しい!」