奇跡みたいな奇跡

次の日

友恵、来てるかなぁ

深呼吸をして
自分の教室に向かった

「あははははっ」

ドアを開けようとした
とたん友恵の笑い声が聴こえてきた

よかった・・・
今日は来てたんだ

安心とともに緊張
も芽生えた

よしっ!
がんばれ私!!

頬をパンパンとたたいて
ドアを開けた


「友恵!!」

友恵は少し派手な人たちと
机の周りにかこまって
話していた

でもそんなの関係ない
謝んないと・・・

友恵に近づこうとしたとき
派手な女の子3人が友恵の
前にたった

「乃ノ香ちゃん、もう友恵に
近づかないでくれる?」

「え?」

「だーかーらもう
友恵のとこ来んなって言ってんの」

なんで!?
おかしいよ!!