奇跡みたいな奇跡

「だって・・・そうじゃん」

ぎゅっっ

私は聡哉の腕の中に強く包まれる
幸い移動教室で私と聡哉の2人きりだった

「関係あんだよ・・・」

どんどん強さが増していく・・・

「聡哉・・・痛い」

そう言ったのに強さの加減は
弱まらない

「痛いよ・・・」

「こんだけ、お前を思ってんだよ」

そんなことたっちゃんにも
言われたことないよ・・・

なんでそんなこと言うの??

その時、

「乃ノ香~」

「友恵っっ」

やばいっもうすぐ友恵が来る
まだ行ってなかったんだ