私はてっちゃんと
教室に戻ってそれぞれ席についた

私の机には焼き焦がれた写真が
一枚置いてあった

これを見るたんびに私の心は
傷つけられる

聡哉の席を見ると
まだ聡哉はいなかった

友恵はあの3人組の人たちと
話していた

そしててっちゃんを見ると
目が合い頬笑んでくれた


今日は・・・ううん
今日まで私は何人の人に傷つけたんだろう

こんなことを思っていても
何にも出来ない私はバカなのかな

友恵はここに来て初めてのたった
1人だけの大事な友達
私のために色んなことをしてくれた
なのに、こんな形で友恵とはいつもの
ときには戻れなくなった
私は友恵を傷つけてしまったんだ・・・

聡哉はたっちゃんの幼馴染で
まだたっちゃんと付き合ってない頃
3人で遊んだりしていた
聡哉は誰よりも一倍に人に親切で
みんなの人気者だった
たっちゃんと付き合った頃
聡哉はたっちゃんに聞けないことや
言えないことを協力して言ってくれたこともあった
それなのに私は聡哉に辛い思いしかさせられなかった

もう嫌だ・・・
こんな自分・・・
こんな私この世界に生きる価値なんて
あるのだろうか