奇跡みたいな奇跡

パタンッ

2人きりになった教室
微妙な空気になってる

「ねぇ聡哉、さっきあの人たちに
なんて言われたの?」

聡哉はなんの言葉も返してくれなかった
ただ聡哉は下をむいているだけ

「ねぇ聡哉!」

私は聡哉に近づいて腕をつかんだ

ガタンッ!!!

「そ・・・-や?」

私は仰向けになっていて
聡哉が私の上にのかかった

聡哉はすごく苦しそうな顔をしていた

「ちょっと!聡哉?どーしたの?」

聡哉は私の言う事になにも
返事をしてくれなかった

そのかわりに聡哉はどんどん
私の顔に近づいて来て・・・・

「んっんん!!」

聡哉の唇が重なる

私、今キスされてるんだ
なんで!?
聡哉は無理にそんなことする人じゃない
やっぱり、あの人に言われたんだ!!

聡哉のキスはすごく激しくて
息がうまく吸えなくて
苦しかった

私は口を強く閉めて開かないようにしたけど
聡哉は無理矢理に開けようとしてくる

こんなことを辞めないと!

私は聡哉の頬をペシペシ叩いたけど
辞めようとしてくれなかった

「ハァハァハァ・・・聡哉・・・
なんかあったのか教え・・・きゃっ」

聡哉の手が私の制服の中に
忍び込んできた