奇跡みたいな奇跡

私はハっと思い出した人
が出てきた

前、てっちゃんのことで暴力を
振るわれた人達だ・・・

そうに違いない

私はあの5人組の方に行った

「これ・・・やったの」

私は5人組に向かい
ノートを見せた

「そうだけど何?」

やっぱり・・・

「なんで、こんなことをするの!?」

私は大声で言うと
5人組はクスクス笑いだした

「そんなのも分かんないの?」

女の1人が私に向かって言ってきた

そんなのもって・・・
分かんないよ・・・

「あんた、聡哉くんにも哲くんにも
告られたんでしょ?
それなのなに二股かけてるなんて
最っ低な女ね!」

二股?
そんなことしてない!!

「ねぇ、聡哉くん・・・」

えっ!?聡哉?

5人組の一人がそう言うと
聡哉は廊下の影から出てきた