「よしっ!
俺が乃ノ香を器用にするから
がんばろうな」

「えっ??いいの?」

こんな答えがでてくるとは
思いもしなかった

そして2人で試しあいながら
失敗(私が)しながら
2人で半分こにして食べては
ダメなところも言い合い
2人が納得するまで何度も何度も試した

そして5時間もかけてやっと完成をした

窓を見るともう、空が
オレンジ一色に染まっていた

「よし。食べてみるか」

「うん」

私達2人はメロンパンを2つに分けて
目を合わせた

「「いただきます」」

パクっ

ゆっくり噛んで
目をつぶって味わって食べた

目をパッと開けて
てっちゃんの顔を見た

てっちゃんも私の顔をみていた

「うまいっ!」

「いける!!」

てっちゃんはニコッと微笑んでくれた