「紗羽」
「ん?」
「早く……」
「え」
「早く、紗羽を……」
蓮が何を言うのか耳を済まして聴いているのに、なかなかその先を口にしてくれない。
じっと目を凝らして蓮を見つめると、今は何かを考え込むようにそっと瞳を閉じていて。
蓮が口を開くまで待つことにした。
けれど、そのときは意外にすぐに訪れて。
「早く、紗羽を俺だけのものにしたい」
「え」
俺だけのもの?
「えっと……蓮? あたしはもう蓮だけのものだよ?」
「違う。そういう意味じゃなくて」
困ったように眉を下げながら笑う蓮がとってもかわいく思えてしまう。
「わりぃ、俺すっげえ、うぜえこと言ってる」
「ん?」
「早く……」
「え」
「早く、紗羽を……」
蓮が何を言うのか耳を済まして聴いているのに、なかなかその先を口にしてくれない。
じっと目を凝らして蓮を見つめると、今は何かを考え込むようにそっと瞳を閉じていて。
蓮が口を開くまで待つことにした。
けれど、そのときは意外にすぐに訪れて。
「早く、紗羽を俺だけのものにしたい」
「え」
俺だけのもの?
「えっと……蓮? あたしはもう蓮だけのものだよ?」
「違う。そういう意味じゃなくて」
困ったように眉を下げながら笑う蓮がとってもかわいく思えてしまう。
「わりぃ、俺すっげえ、うぜえこと言ってる」


