「今年も、紗羽とこうやって誕生日を迎えられたこと、すっげえ、幸せ」
「あたしだって……」
凄く幸せだよ、そう付け加えようとするあたしの声を遮って、蓮はさらに言葉を続ける。
「俺の誕生日だけじゃない。紗羽の誕生日も、クリスマスも正月もバレンタインも、何もない日も……全ての日を紗羽と過ごせることが本当に幸せだって、いつも思う」
「蓮?」
いつもと様子が違う気がして、蓮の顔をじっと見つめながら様子をうかがうけれど、距離が近すぎるのと辺りが暗いせいもあって、蓮の表情がよく見えない。
そして左手は丸太についたままで、蓮は膝の上にあるあたしの手をぎゅっと握っていた右手を離して、あたしの頬を包むようにそっと触れてきた。
「あたしだって……」
凄く幸せだよ、そう付け加えようとするあたしの声を遮って、蓮はさらに言葉を続ける。
「俺の誕生日だけじゃない。紗羽の誕生日も、クリスマスも正月もバレンタインも、何もない日も……全ての日を紗羽と過ごせることが本当に幸せだって、いつも思う」
「蓮?」
いつもと様子が違う気がして、蓮の顔をじっと見つめながら様子をうかがうけれど、距離が近すぎるのと辺りが暗いせいもあって、蓮の表情がよく見えない。
そして左手は丸太についたままで、蓮は膝の上にあるあたしの手をぎゅっと握っていた右手を離して、あたしの頬を包むようにそっと触れてきた。


