「結女~~~!どぉしよ~~~」
『やっぱり、泣くと思った(笑)』
「え!?知ってたの??」
『まぁね。だって不動産屋さんでなんか小さく書いてあったもん』
「気づかなかった~~!!」
『うかれてたからね・・・』
「どぉしよぉ~!!」
『ま、幸い明日休みだし?そっち行っていい??』
「うん!来て~。うん。じゃあね~」

携帯を切ると、そぉ~っとのぞいてみた。
リビングでくつろいでる。
っつか、独り占めしないでよ!!
あたしも家賃払ってるんですよ!!
くそ・・・。
なんかむかつく!!
でも、仕方ないけど・・・。
芸能人があたしなんかと一緒に住んでいいのかな?
スクープされたりしない??

「おい!なに見てるんだよ!!」
「ぬへぇ!?」
「”ぬへぇ!?”って(笑)」

笑った~~~!!
かっこいい♡♡
俳優ってかっこいい☆

「あ、お前先はいる??」
「なにをでしょうか・・・」
「風呂」
「ㇷフ風呂??」
「あぁ。同居なんだから普通じゃねぇの??」
「はいですますです・・・」
「それとも・・・」

そういうと近づいてきた。

「一緒に入る?」

って耳に囁いた。
背筋がぞぉ~ってする。
首筋に舌が這う。

「っん・・・。あっ」

腰が砕けた・・・。
へこへこしちゃう・・・。