「あ、お疲れさまー」
「おぅ、お疲れー」
「聞いてーっ!おとついのカラオケで喉ガラガラださー」
「いや、わかるおれもまじやべーよ」
「ねーっ!!」
それから
あたしたちは頻繁に遊ぶようになった。
趣味や好み、考え方までが面白い位一緒だったりして
お互いが本音で語り合える様になるまでに
時間はかからなかった。
つまり、それだけあたしたちは気が合ったんだ。
時間が合えば
お互いのオススメのお店や行きつけのお店を紹介しあったり
、カラオケに行って朝まではしゃいだり。
「暇だから遊ぼ」
ふいにヨウスケくんからのお誘いの電話が来ると
「あたしも暇してたから遊ぼっか」
誘いに乗っては
夜中にドライブしたり。
もちろん、職場でも顔を会わせるから
この前楽しかったね
と、
喫煙室で、通路で
会う度会う度ふたりで盛り上がって
あたしは
プライベートでも
職場でも
とても充実した毎日を送っていた。