桜、雪、あなた




…ヨウスケくん、





『どこか似てんだよな
今まで付き合ってきた子達。……その彼女、に…』





ヨウスケくんもこうやって





『吹っ切れたつもりなのに何でだよー!!』





今のあたしみたいに前の彼女さんを忘れられずに苦しんでいるの?










『…コクられた。
つーか、その子と付き合うと思う。』










…例えそれが過去の話だとしても。

ヨウスケくんに新しい子がいたとして、も。










『やば…』





そんな事を考えていたら

ジワリ、

涙が溢れてきて
泣きそうになったのをあたしは

咄嗟に
俯いて 隠して。





『もう今のヨウスケくんをあたしは何も知らないんだ』

と、
横目でヨウスケくんを

チラっと
見上げながら

思った。