「おい、見ろよ。あそこに振り袖のおねーさんがいるぜ」
「ホントだ、スゲェー。ツーショット写真、撮らせてもらおっと」
まもなく暗闇の中から現れたのは大学生風の二人組の男たちだった。
「振り袖のおねーさん、こんばんわ~♪」
「こんばんわ~っ♪♪」
「こ、こんばんわ……」
コイツら、いきなりなれなれしいっ…。
「おねーさん、初詣の帰り?」
「は、はい…。あの、すみません…。ここはどこですか…? 駅に行くのにはどっちに行ったらいいんですか……?」
「なんだ迷子か。そんなら俺らが駅まで連れてってやるよ。クルマに乗んな」
「そーだ、三人で駅までドライブしようぜ♪」
「…!」
突然、二人の男に左右から両脇に腕をまわされたあたしは、ほとんど“拉致”されるみたく、向こうに停めてある4WDのクルマのほうに強制連行されはじめた!
「は、離してっ。離してよ!!」
ヤバイっ!
「ホントだ、スゲェー。ツーショット写真、撮らせてもらおっと」
まもなく暗闇の中から現れたのは大学生風の二人組の男たちだった。
「振り袖のおねーさん、こんばんわ~♪」
「こんばんわ~っ♪♪」
「こ、こんばんわ……」
コイツら、いきなりなれなれしいっ…。
「おねーさん、初詣の帰り?」
「は、はい…。あの、すみません…。ここはどこですか…? 駅に行くのにはどっちに行ったらいいんですか……?」
「なんだ迷子か。そんなら俺らが駅まで連れてってやるよ。クルマに乗んな」
「そーだ、三人で駅までドライブしようぜ♪」
「…!」
突然、二人の男に左右から両脇に腕をまわされたあたしは、ほとんど“拉致”されるみたく、向こうに停めてある4WDのクルマのほうに強制連行されはじめた!
「は、離してっ。離してよ!!」
ヤバイっ!


