ブロってますか?

美沙子は恵美の家にいた。

「恵美ちゃん、最近トール上達したわね。何か他でも習ってるの?」

「美沙ちゃん、ブログって知ってる?」
「ブログ?そう言えば昨日主人がそんな話ししてたわ。」

「へぇ~、健一さんブログしてるの?」
「してないと思う、で、ブログがどうしたの?」

「私のブロ友さんでアリサって子がいるの。この子がトールに関して、凄い才能があるのね、だからレクチャーしてもらってるの。自身のブログに作品載せてるから見て見る?」

言って自分の携帯操作する恵美。

「ほら、見て!」

美沙子が覗き込む。
「うわ~綺麗!」

「でしょ、もうこれは天性の才能よね。」

「ねぇ、恵美ちゃん?ここって私の携帯からでも見れるの?」

「見れるよ。そうだこの際美沙ちゃんブログ開設しちゃいなよ。そしたら私の友達としてアリサちゃんに紹介するから。そうだ、決まり!」
「ま、待ってよ。そんな事したら、架空請求とか来たり…」
「あっははは、笑える美沙ちゃん。ないないパケット代掛かるけど定額にしておけば問題ない。あなた昼間暇してるから良い時間潰しになるわよ。」

「そっか、じゃやってみようかな?」