不思議な夢を見た。
美沙子が笑っている。2人は食卓で向かいあっている。
美沙子が言う…
『私は、あなたと一緒になって幸せだったわよ。最後まで側に居てくれてありがとう。私こそ先に逝ってしまってごめんなさい。あなたは、これからまだ他の人を幸せに出来るから…あなたの道を進んでね。』
そう言って笑うと、スーッと消える美沙子。
此処で目覚める健一。
『夢かぁ…俺の願望が夢になったのかな。それにしても…』
しばらく考え込む健一だったが、意を決して携帯を取る。
理恵のアドレスは消去していたから、返信の形でメールを打つ。
『理恵ちゃん、メールありがとう。僕は理恵ちゃんが思うような男じゃないし、理恵ちゃんを愛する資格も無い男です。美沙子も旅立って行きました。これからは老いた母親と2人で生きて行こうと思います。理恵ちゃんきっと良い人と巡り会えますよ。理恵ちゃんの幸せを祈ります。』送信
メールを送った健一は、ぼーっと窓からの景色を見ていたが、やがて手に持っていた携帯を2つに折り窓から投げ捨てた。
『これでジ、エンド。さようなら』
力無く笑い、窓を閉める健一の目は心なしか潤んで見えた。
美沙子が笑っている。2人は食卓で向かいあっている。
美沙子が言う…
『私は、あなたと一緒になって幸せだったわよ。最後まで側に居てくれてありがとう。私こそ先に逝ってしまってごめんなさい。あなたは、これからまだ他の人を幸せに出来るから…あなたの道を進んでね。』
そう言って笑うと、スーッと消える美沙子。
此処で目覚める健一。
『夢かぁ…俺の願望が夢になったのかな。それにしても…』
しばらく考え込む健一だったが、意を決して携帯を取る。
理恵のアドレスは消去していたから、返信の形でメールを打つ。
『理恵ちゃん、メールありがとう。僕は理恵ちゃんが思うような男じゃないし、理恵ちゃんを愛する資格も無い男です。美沙子も旅立って行きました。これからは老いた母親と2人で生きて行こうと思います。理恵ちゃんきっと良い人と巡り会えますよ。理恵ちゃんの幸せを祈ります。』送信
メールを送った健一は、ぼーっと窓からの景色を見ていたが、やがて手に持っていた携帯を2つに折り窓から投げ捨てた。
『これでジ、エンド。さようなら』
力無く笑い、窓を閉める健一の目は心なしか潤んで見えた。


