『本当にはまるな~ブログって!三宅の言う通りだ。自分の書いた記事にコメントあると嬉しいし、アクセス数も多ければ嬉しいし、見知らぬ人と、こうして携帯で知り合えるし、考えたら不思議だな。それに、顔も声もわからないから相手をどうしても美化して想像してしまうし、まっ俺もかっこつけてるから同じか。』
ウィスキーのロックを舐めるように飲みながら、なんとなく詩をブログにアップしてみる。健一は学生の頃から、もっぱら肉体を動かすより文学の愛好者で、詩を書いてみたり、小説を書いてみたりするのが好きだった。それらが世に出る事は無かったのだが…
『さて、明日も仕事だし、いい加減寝るか…』
寝室に向かう健一。寝室のドアを開けると、美沙子がまだ起きている気配…
「起きてたの?」
「え、えぇ今目覚めて…」
「起こしたなら、ごめん。」
「い、いいの。すぐ寝れるから。」
そう言いながら、慌てて布団の中に隠した携帯を音立てないように閉じる美沙子。
ウィスキーのロックを舐めるように飲みながら、なんとなく詩をブログにアップしてみる。健一は学生の頃から、もっぱら肉体を動かすより文学の愛好者で、詩を書いてみたり、小説を書いてみたりするのが好きだった。それらが世に出る事は無かったのだが…
『さて、明日も仕事だし、いい加減寝るか…』
寝室に向かう健一。寝室のドアを開けると、美沙子がまだ起きている気配…
「起きてたの?」
「え、えぇ今目覚めて…」
「起こしたなら、ごめん。」
「い、いいの。すぐ寝れるから。」
そう言いながら、慌てて布団の中に隠した携帯を音立てないように閉じる美沙子。


