「あぁ、俺達は10日前…2月1日に入学したんだ
まだまだ新入生だな」
「へぇ~、そうなんだ…皆学校生活に慣れてるように見えたけど…」
「そうかな?授業が始まったのは、昨日からだよ!
それまでは、校内の案内が3回ほどあって~、身体測定とか親睦会とかがあったよ!
セリーヌの妄想癖は、入学する前から噂であってね~
入学する前に2回くらい皆来たんだけど、そこで薄々分かりはじめて…
入学式で早速発揮したから、今じゃ皆知ってるの」
「へぇ…入学式で早々に発揮出来るって、ある意味凄いよね…」
ユウは、少し間違ったところに驚いていた
凄いと言っても、自分もそうなろうとは全く思わないのだが…
「あ、ココって何するの?
皆揃ってるけど、まだ課題が説明されてないわけじゃないでしょ?
まだ、誰もクリア出来てないってことだよね?」
生徒が揃っている(セリーヌはカウントされていない)=課題が難しいと結びつけたユウ
ライナは、それを肯定するように力強く頷いた
「そうなのよ!
鍵を開ける魔法なんだけど…鍵を開けるのが大変なのよ」
ライナは、大きな扉へ視線を移す
それにつられて、ユウもその扉の方を見る
そこには、大きな南京錠がついている大きな扉が一つあった
一人一人挑戦してリーナがアドバイスをしているようだった
ボンッ
「ん~、鍵の開錠はまだ難しいみたいねぇ~」
一通り皆が挑戦したのを見て、リーナは一言そう呟いた
「あ、まだ僕試してない!」
「あら、そうね
それじゃ、ユウが一度挑戦したら、この授業は終わりにしましょう」
「ユウ、難しいけど頑張ってね!」
ライナの声援を受け、挑戦を終えた生徒の視線を浴びながら、扉の前に行く
(普通の南京錠じゃないのかな…とりあえず、普通に開けるイメージで試してみよう)
皆が攻略出来ない南京錠…
自分の知っている南京錠と違うところがあるのかと色々思案したが、とりあえず試しに普通のイメージで開けることに決めた
落ち着くために、目を閉じてゆっくり息を吸って…吐く
杖を扉の方へ向け、目を開ける
「開け!!」
ユウの声が響くと同時に、杖から光りが溢れ出る
光りはスーッと南京錠の鍵穴へと入っていく
まだまだ新入生だな」
「へぇ~、そうなんだ…皆学校生活に慣れてるように見えたけど…」
「そうかな?授業が始まったのは、昨日からだよ!
それまでは、校内の案内が3回ほどあって~、身体測定とか親睦会とかがあったよ!
セリーヌの妄想癖は、入学する前から噂であってね~
入学する前に2回くらい皆来たんだけど、そこで薄々分かりはじめて…
入学式で早速発揮したから、今じゃ皆知ってるの」
「へぇ…入学式で早々に発揮出来るって、ある意味凄いよね…」
ユウは、少し間違ったところに驚いていた
凄いと言っても、自分もそうなろうとは全く思わないのだが…
「あ、ココって何するの?
皆揃ってるけど、まだ課題が説明されてないわけじゃないでしょ?
まだ、誰もクリア出来てないってことだよね?」
生徒が揃っている(セリーヌはカウントされていない)=課題が難しいと結びつけたユウ
ライナは、それを肯定するように力強く頷いた
「そうなのよ!
鍵を開ける魔法なんだけど…鍵を開けるのが大変なのよ」
ライナは、大きな扉へ視線を移す
それにつられて、ユウもその扉の方を見る
そこには、大きな南京錠がついている大きな扉が一つあった
一人一人挑戦してリーナがアドバイスをしているようだった
ボンッ
「ん~、鍵の開錠はまだ難しいみたいねぇ~」
一通り皆が挑戦したのを見て、リーナは一言そう呟いた
「あ、まだ僕試してない!」
「あら、そうね
それじゃ、ユウが一度挑戦したら、この授業は終わりにしましょう」
「ユウ、難しいけど頑張ってね!」
ライナの声援を受け、挑戦を終えた生徒の視線を浴びながら、扉の前に行く
(普通の南京錠じゃないのかな…とりあえず、普通に開けるイメージで試してみよう)
皆が攻略出来ない南京錠…
自分の知っている南京錠と違うところがあるのかと色々思案したが、とりあえず試しに普通のイメージで開けることに決めた
落ち着くために、目を閉じてゆっくり息を吸って…吐く
杖を扉の方へ向け、目を開ける
「開け!!」
ユウの声が響くと同時に、杖から光りが溢れ出る
光りはスーッと南京錠の鍵穴へと入っていく


