「…ねぇ、確認したいんだけど…今日は何時間目まであるの?」
「えっとね~、今日はね2時間目までだよ~」
「は?!少なっ!(テスト期間の時間割じゃん?!)」
「は?!普通だよ!時々4時間目までの時があるけどね」
「えぇぇ!!!?4時間目までが時々なの!?!」
「な、何でそんなに驚くのよ…」
「…僕がいたとこなんて、6時間目までが普通だから…」
「えぇぇぇ!?何でそんなに長い間学校にいなきゃいけないのよ~」
「…や、そうだけど…」
「まぁ、別の世界だから仕方ないわね~
じゃぁ、時間割の事ちゃんと教えてあげるから、教室行きましょう!」
ライナの提案にユウは乗るしか無かった
魔法以外にも、自分の常識が全く当てはまらない
今のうちに少しでもココの常識を知っておかなければならない
教室に戻るために、校舎の入口目指して歩き始めた
「あ、そうだ…あと、かいじょう魔法って何?」
「それも!?開錠魔法は、扉を開ける魔法の事よ」
「あぁ~、開錠ね…でも、魔法なんか使わなくても、手で開けられるじゃん」
「そりゃ、家の扉とかは手で開けられるけど、学校の入口の扉とか隠し扉とかを開けるのは、開錠魔法じゃないとダメなのよ」
「あぁ…なるほど」
学校のデカい扉を思い出し、確かに魔法じゃないと無理だと思った
「ユウ、考え事しても良いけど、はぐれちゃダメだよ」
「そうだね…一人じゃ迷子になる…」
まだ開錠魔法も使えないユウは一人になると、何も出来ない
おまけに、まだ道が分からない…ので、迷子になる
ユウは前を行くライナの後ろをトコトコついて行く
そして校舎に入る扉の前に着いた
ココの扉も重く、手では開けられない
ライナは手を前に出し、パッと杖を出した
「開いて!」
杖の先が光り、扉に光がぶつかる
すると扉がギギギと開いた
「わぁ~、凄い!杖でも開けられるんだ!」
「違うわよ」
「へ?」
驚き、興奮しているユウに、ライナが否定の言葉を投げる
「私達は杖が無きゃ開けられないのよ
杖という媒介が無いと、上手く魔法をコントロール出来ないのよ」
「あ…そっか」
思い返せば、慣れている人…そう、先生や母親などは杖を使わずに魔法を使っている
「えっとね~、今日はね2時間目までだよ~」
「は?!少なっ!(テスト期間の時間割じゃん?!)」
「は?!普通だよ!時々4時間目までの時があるけどね」
「えぇぇ!!!?4時間目までが時々なの!?!」
「な、何でそんなに驚くのよ…」
「…僕がいたとこなんて、6時間目までが普通だから…」
「えぇぇぇ!?何でそんなに長い間学校にいなきゃいけないのよ~」
「…や、そうだけど…」
「まぁ、別の世界だから仕方ないわね~
じゃぁ、時間割の事ちゃんと教えてあげるから、教室行きましょう!」
ライナの提案にユウは乗るしか無かった
魔法以外にも、自分の常識が全く当てはまらない
今のうちに少しでもココの常識を知っておかなければならない
教室に戻るために、校舎の入口目指して歩き始めた
「あ、そうだ…あと、かいじょう魔法って何?」
「それも!?開錠魔法は、扉を開ける魔法の事よ」
「あぁ~、開錠ね…でも、魔法なんか使わなくても、手で開けられるじゃん」
「そりゃ、家の扉とかは手で開けられるけど、学校の入口の扉とか隠し扉とかを開けるのは、開錠魔法じゃないとダメなのよ」
「あぁ…なるほど」
学校のデカい扉を思い出し、確かに魔法じゃないと無理だと思った
「ユウ、考え事しても良いけど、はぐれちゃダメだよ」
「そうだね…一人じゃ迷子になる…」
まだ開錠魔法も使えないユウは一人になると、何も出来ない
おまけに、まだ道が分からない…ので、迷子になる
ユウは前を行くライナの後ろをトコトコついて行く
そして校舎に入る扉の前に着いた
ココの扉も重く、手では開けられない
ライナは手を前に出し、パッと杖を出した
「開いて!」
杖の先が光り、扉に光がぶつかる
すると扉がギギギと開いた
「わぁ~、凄い!杖でも開けられるんだ!」
「違うわよ」
「へ?」
驚き、興奮しているユウに、ライナが否定の言葉を投げる
「私達は杖が無きゃ開けられないのよ
杖という媒介が無いと、上手く魔法をコントロール出来ないのよ」
「あ…そっか」
思い返せば、慣れている人…そう、先生や母親などは杖を使わずに魔法を使っている


