「あ、ありがとう」
「別に…」
ユウは素直にお礼を言い、リュウはプイッとそっぽを向いた
リュウはスノーボードを下に移動させユウを乗せる
「はぁ~、驚いた~~」
「それは俺のセリフ
ホウキから落ちるなんて、幼児のする失敗だよ」
「仕方ないじゃん、僕は初めてなんだよ!」
「分かった分かった、とりあえず下に降りるよ」
リュウはスーッと高度を下げて、地面に到着した
「初めてなんだから、油断したらあぁなる
気を付けなよ」
「ぅッ…分かった…」
「じゃ、俺は俺の練習するから」
リュウはそう言うとスノーボードで飛び去った
(…自分の練習時間割いて、僕の練習見てくれたのかな?)
ふと、リュウの言葉に引っかかったユウだが、確認するにも本人がいない
ユウは疲れたので校舎にホウキを立て掛け、休憩を始めた
「は~い!ホウキの授業はココまで!
1時間休憩の後、開錠魔法の授業よ
授業開始時間には、教室にいること~!」
「「「はーい」」」
リーナの大きな声に生徒は元気に返事をして、それぞれ思い思いのところへ散って行った
グランドに残っているのは数人だけになった
「…は?1時間?休憩が?僕の聞き間違い?」
数人の1人、ユウ
ユウは休憩時間が1時間と聞こえ、1人首を傾げている
そこへ、ライナがやって来た
「ユウ、何首傾げてんの?」
「あ、ライナ!あのさ、休憩時間が1時間って聞こえたんだけど、僕の聞き間違いだよね?」
『うん、聞き違いだよ』という返答を待つユウ
しかし、ライナはキョトンとしてユウの望みとは違う返答をする
「え?1時間だよ!聞き間違えてないよ~」
「あ~、やっぱり聞き違いだよね…って、聞き間違えてないの!?
1時間も休憩できるの!?!」
「え、うん…1時間休憩なんて、普通だよ?」
ライナの言葉に、ユウは唖然とする
学校の休み時間で1時間なんて聞いたこと無い
授業時間が1時間ならあり得るけれど
「別に…」
ユウは素直にお礼を言い、リュウはプイッとそっぽを向いた
リュウはスノーボードを下に移動させユウを乗せる
「はぁ~、驚いた~~」
「それは俺のセリフ
ホウキから落ちるなんて、幼児のする失敗だよ」
「仕方ないじゃん、僕は初めてなんだよ!」
「分かった分かった、とりあえず下に降りるよ」
リュウはスーッと高度を下げて、地面に到着した
「初めてなんだから、油断したらあぁなる
気を付けなよ」
「ぅッ…分かった…」
「じゃ、俺は俺の練習するから」
リュウはそう言うとスノーボードで飛び去った
(…自分の練習時間割いて、僕の練習見てくれたのかな?)
ふと、リュウの言葉に引っかかったユウだが、確認するにも本人がいない
ユウは疲れたので校舎にホウキを立て掛け、休憩を始めた
「は~い!ホウキの授業はココまで!
1時間休憩の後、開錠魔法の授業よ
授業開始時間には、教室にいること~!」
「「「はーい」」」
リーナの大きな声に生徒は元気に返事をして、それぞれ思い思いのところへ散って行った
グランドに残っているのは数人だけになった
「…は?1時間?休憩が?僕の聞き間違い?」
数人の1人、ユウ
ユウは休憩時間が1時間と聞こえ、1人首を傾げている
そこへ、ライナがやって来た
「ユウ、何首傾げてんの?」
「あ、ライナ!あのさ、休憩時間が1時間って聞こえたんだけど、僕の聞き間違いだよね?」
『うん、聞き違いだよ』という返答を待つユウ
しかし、ライナはキョトンとしてユウの望みとは違う返答をする
「え?1時間だよ!聞き間違えてないよ~」
「あ~、やっぱり聞き違いだよね…って、聞き間違えてないの!?
1時間も休憩できるの!?!」
「え、うん…1時間休憩なんて、普通だよ?」
ライナの言葉に、ユウは唖然とする
学校の休み時間で1時間なんて聞いたこと無い
授業時間が1時間ならあり得るけれど


