私の数少ない味方がでていき不安になる


そして案の定囲まれた



扉も塞がれ逃げ場はない


「よくも美姫を……」



なっちゃんが憎しみを含んだ目で見てきた


あぁ信じてもらえないな


そう思った



「ぜってぇ殺してやる」


おいおい犯罪者になるつもり?


まだそんな余裕があった



バキッ



「いっ……」


晴に殴られ私は吹っ飛ぶ



「生きてる価値ねぇよ」


「高城一人じゃあきたらず原田まで殺そうとはな」


「てめぇが死ねばいいだろうが」



そんなことばが飛び交う



何を言ってもわかってくれない哀れな人形達……