私への死ね死ねコールは止まらない


我慢ならなかったのか翠ちゃんと輝が立ち上がったがそんなの関係ない



「うるさいんだよ!!!!!!!!!!!!」



教室が静まり返る


もはや言い返すとは思わなかったのだろう



「さっきから黙って聞いてれば死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…人が死ぬことの辛さや恐さなんて知らないのかよ!!!!」


「な…んだよ……」



晴が戸惑っているように言う


「言わせてもらうけどね、私が媛ちゃんを傷付けたのをいつ見た?」



「そんなの…あの現場でやるのはあんたしかいない…自分で自分をあんな風にする奴なんかいない!!!」



「見てもないくせに言うな!!!じゃあなんで私は媛ちゃんを傷付けた?なんの動機が?私は媛ちゃんのこと友達だって思ってたよ!?」



チラリとみんな媛ちゃんを見る