新しい塾のドアを開けると、出てきたのは塾長。 「こんにちは。席案内するね!」 「は、はい!お願いします!!」 あたしは初めての個別塾に緊張していた。 「岡本くーん!今日から、この子よろしく!矢崎さん!」 「あ…お願いします…」 人見知りなあたしは、緊張しながら言った。 「よろしくねぇー★」 目の前にいる、今日から担当らしい先生は言った。