気付いたら朝に なっていて、 いつの間にか 寝てしまっていた らしい。 やばい!課題! そう思って プリントを見ると 全部答えが 書かれていた。 「昨日、誠二が 必死に解いてたよ。 馬鹿だからまさとに 教えられながら だけどさ。笑」 そう言ったヒロノリ君 だけが起きていて、 2人でみんなを 起こさないように 散らかした空き缶や ゴミを片付けた。 誠二くん・・・ ありがとう。 まさとくんも。 寝顔を見ながら お礼を心の中で そっと言った。