恋とギター

「さーあき~っ!!!」

部屋に入った瞬間
あやが抱きついてきた。

「ごめんね~あや
もうすでに酔ってるから。」

ヒロノリくんにそう言われると

「酔ってないー!
うち強いかんねえ~
一気で飲んじゃう?」

「止めろって笑」

そんな2人の会話が
大人と子供みたいで
すごく可愛かった。

わたしはあやのベットの上に
横になり、さっそく
もってきた課題のプリントを
やろうとした。

そうしたら

「サキちゃん、宿題それ?笑
見てあげるかー?」

そう言ったのは誠二くんだった。
誠二くんもベットの上に乗り
プリントを覗いてきた。