「もう、大丈夫!樹里亜ちゃんは、これで元気になれる」 何度も自分の心を勇気づけたの。 近くの大きなな病院の前で、摩凜が降りて、 「家で、倒れていたんです」 って、説明すると 看護師さんが救急センターまで樹里亜ちゃんを 運んでくれて、ベッドに寝かせてそまま奥に連れて行かれ 残された私達は、冷ややかな椅子に座って じっと名前を呼ばれるのを待たされたの。