チリンチリン


「いらっしゃいませ。私はオーナーの五十嵐恋二と申します。さっそくですが、我が店の子達を決めましたか?」


「いえ、今日、初めて、来たので、まだ決めてません。」


真央が答えた。

てか、私何の話かさぱっりわかんないんですけど…


「そうですか。でわ、またたび喫茶の説明をさせていただきます。またたび喫茶では、指名制で、我が店の子達と過ごしてもらいます。」


何それ、訳わかんないですけど…


「それで、だいたい、いくらなんですか?


真央、勝手に話を進めるなぁ~

「この店では、お金は必要ありませんが…常連になればいいだけですね。」
「へぇ~、そうなんですか。今から指名して話してもいいですか?」
「はい。いいですけど…1対1で話しますので、選んで下さい。」
「はい!凛、早くえらぼ~!って、固まってるし!!」


だって、渡された紙に、男の子が写真が載ってるし、猫耳が付いてる!!