夢月はみんなを玄関まで見送ってからあの部屋に行った。
静かに遺影の前に座った。
「亜希斗・・・・・・今日来た人達ね、暴走族に入ってるんだって。
私、あの人達の親衛隊隊長なの。
美咲を守るためって前に言ったよね?
・・・・・・本当に守れてるのかな?
ま、そんなこと言う前にやれることやれって亜希斗なら言うよね。
頑張るから・・・見守っててね?
そうそう、夢亜は今日も元気いっぱいだったよ!!
ちゃんと夢亜の成長していくとこ見といてよね!!
亜希斗・・・・・・
・・・愛してる。」
私は毎日、寝る前にこうやって亜希斗と話しをする。
一日も忘れたことはない。
私は軽く明日の準備をし、夢亜の隣で眠りについた。
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