勇誠はゆっくりと私の近くに歩いてきた。
そして私の前に立った。
勇「言ったろ?
・・・・・・信じろって。」
あまりの嬉しさに私は涙を流した。
そして私達の関係を父様はイマイチ理解していなかった。
父「・・・どういうことだ?」
私から離れ、勇誠は父様の前に立った。
勇「お久しぶりです、覚えてないですか?
・・・夢月さんの家で一度会っているのですが。」
勇誠の言葉を聞き、父様は思い出したような顔をした。
勇「思い出していただけたようですね。
これからもよろしくお願いいたします。」
?「私も驚きましたよ。
まさか夢月さんとお付き合いしていただなんて・・・」
私は勇誠のお父様のほうをむいた。
「勇誠のお父様・・・はじめまして。」
勇父「はじめまして。
馬鹿な息子ですがよろしくお願いします。」
そう言って勇誠のお父様は頭をさげてきた。
.


