その日から・・・勇誠はどこかに出かけたまま帰ってこなくなった。
一週間がたつけど帰ってくる気配すらなかった。
私のこと面倒になったのかな・・・。
夢「ままぁ・・・ゆうせーは?」
「・・・勇誠はもう帰って来ないよ。」
そう言って夢亜を抱きしめているとインターホンが鳴った。
誰が来たのか・・・だいたいの予想はできた。
「・・・父様、今度はどのような用件でいらしたのですか?」
父「答えを聞きにきた。」
「・・・夢亜を犠牲にするくらいなら私が結婚します。」
父「お前ならそう言うと思ってもうすでに婚約者を家に招いている。
・・・・・・行くぞ。」
私は夢亜を抱っこしてから車に乗った。
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