「ーーーーーー・・・
それから今まで両親には会ったことがなかったのに・・・今になって結婚しろだなんて・・・・・・」
勇「夢亜がどうとか言ってたのはなんだ?」
「私が結婚するか・・・夢亜を跡取りとして引き取るか・・・どっちか選べって。」
勇「跡取り・・・・・・」
「私は・・・夢亜から自由を奪いたくない!!
でも・・・結婚もしたくない・・・・・・」
勇「・・・わかった、俺がなんとかする。」
「なんとかって・・・無理に決まってるじゃない・・・・・・
私は・・・・・・夢亜を犠牲にするくらいなら結婚する。
私達、別れよ。」
そう言って下をむいていると、勇誠がだきしめてきた。
勇「俺は絶対別れねぇ。
・・・・・・信じろよ。
夢亜を引き渡すのも
夢月を他の奴に渡すのも
ぜってぇさせねぇから。
俺を信じろ。」
根拠のない自信だったけど
私は勇誠を信じたいと思った。
亜希斗と同じくらい愛しい勇誠と離れたくない
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