俺はもう、自分の気持ちに気付いていて、許されることならすぐにでも襲ってしまいたい。
ま、そんな無理矢理なんてださくてできねーけど。


可愛すぎる鮫島に負けてしまい、俺は冷蔵庫からアイスを取り出した。


「抹茶とチョコ、どっちがいい?」
「抹茶。って、え?くれるの?」
「くれてやろう」


ありがとう、そう言って微笑む鮫島にずきゅーん。
駄目、もう。本当に俺殺される。


ちょっと高めのアイスを食べながら、鮫島はおいしいを連呼していた。