それから真面目に黙々と勉強に取り組んでいた。 鮫島の約束の時間がそろそろなようで。 「浴衣着付けしてもらわないと」 「はいはい、ちょっと待ってねー」 内線を使って母を呼ぶ。 今行くわよーっと甲高い声が受話器の中から聞こえてくる。 数秒後、母はすぐきた。 そして鮫島を見るなり、 「うひゃあ!可愛い!何コレ、やっばい!」 鮫島の顔をベタベタと触り回す。