もう一度キミに触れられたらいいのに
何度も心の底から願った想い
いつまでも届きやしない
それどころか・・・広がってく距離を
ただただ僕は見つめるだけしか出来なかった

薄れゆく想い、温もり、愛しさ、夢、
ずっと傍で聞いていた声も、想い出も。

日々募る不安、孤独感、焦り、願い。

消えてゆくものが多すぎて
消えてくのが怖くて必死に胸に刻み込んで
それでも徐々に消えていって
それが辛くて怖くて堪えられなくて

せめて夢の中だけでも会いたくて
夢で会える方法探して聞いて
すべて試したけどキミには会えなくて

夢の中で笑顔のキミに会えるようにと
願って眠りにつくけど
大勢のカップルの中に紛れ
ポツンとその場に立ち尽くすのがお決まりの結末。

その中でキミに似た人を見つけたけど
その人も誰かと寄り添って歩いていく
僕に気づきもせず、隣の誰かに笑顔を見せて
二人だけに見えてる光へ向かって歩いていく

ねぇ、今キミの隣にいる人は誰ですか?
僕じゃダメなんですか?
僕の隣はキミじゃなきゃダメなんです
キミじゃなきゃダメなんです

二人で語った約束
徐々に薄れつつも今もこの胸の中に。

キミと夢を語った
キミの夢を僕はじっと聞いていた
僕は夢を語るのが得意じゃないから
手紙で伝えたね。

僕は夢をあまり語らなかったけど
頭の中では大きな夢を見ていた
キミの夢を聞きながら僕は未来地図を描いていた

キミの夢と僕の夢を描いていったら
その地図はものすごい大きくなっていた
キミにも見せたかった、この大きな未来地図

ねえ、今キミが描いてる夢の中に
僕は映っていますか?
今僕が描いてる夢の中には
キミは移っています
キミしか映ってません

それでもキミはどんどん遠のいていく
キミとの距離は遥か遠くになっていく
その距離に堪えられなくなって手を伸ばすけど
伸ばせば伸ばすほど遠くなっていって。

永久に追いつけられないその距離を
僕はただ呆然とその場から見つめるコトしか
できなくなっていた

Touch You Heart
キミの傍にいけたらいいのに