涙の花〜君の隣で笑っていてもいいですか?〜

私は少し、落ち込んだ。





いつもなら、挨拶してくれるのに……。




仕方がないから私は、席に着こうとした。



が。




「キャッ!!」



突然手首を掴まれた。




「涼……汰??」


涼汰が私の手首を掴んで私に冷たい視線を送ってきた。



おとといとは全く違う瞳だった。