その日の夜。


私は重い気持ちのまま、ベッドに横になった。



ピピピピピっ……。



私のケータイが鳴る。


爽君からだ。


[明日、放課後空いている??]


明日、は……。特に用事はない。


[うん!!空いているよ!]


私は、そう返信した。


数分してから、返信が返ってきた。



[了解!明日、放課後にちょっと付き合ってほしくてね!]

[いいよ〜!んじゃ、明日ね〜(^^)ノシ]






パタン。



私はケータイを閉じた。





とりあえず、明日は爽君の用事に付き合うことにした。