あの日以来
席が斜め横にある
滝くんと目が合うようになった。
気がつくとその姿を目で追ってしまう
自分がいるんだ。
「純和ー。」
「あっ…ごめ…なに??」
そんな慌てる私を見て
りっちゃんがニヤッと笑う。
「ねえ
好きな奴でも出来たんでしょ?」
「すっ…すすす…なっ…」
「あっははは…
やばい純和面白い!誰、誰??」
すっ…好きって…
どういうこと、なんだろう…
「わっ…解んない…」
「…は?」
いや、だって
人を好きになったことなんてない。
「ふーん…
いや、じゃあさ、気になるの、誰?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…