そんなアタシの頭をなでながら

 美沙は聞いてきた。

 『今日はどーしたの?』 って・・・。

 「どーしたもこーしたも

  ないんだよぉー」

 「あのね・・・ヒクッ」

 そうしてアタシは泣きながら

 美沙に今日の朝の出来事を

 覚えてる範囲で伝えた。