俺様天使とのキスまであと指輪一個分。




「やっと起きたか」




「!!!!!!!」




フレンの顔が蒼のすぐ側で微笑む。

蒼は声も出ずに、びっくり箱のようにベッドから弾け起きた。



「なななななななななな」


「朝からうるせーなあ。寝ぼけてるのか?」


むくっと起きたフレンの上半身は、筋肉質の綺麗な肌が露出していた。



「うぎゃあああああ!! ははははは裸っ!!!」