「俺のそばにいられるんだ…何も悩むことはない」

フレンの甘い言葉に、蒼はつい頬を赤らめる。

美しい瞳で見つめられると、蒼の体温はどんどん高くなる。


(こんなのっ…ずるい!!)


のぼせる頭を、横に振って、何とか正気に戻そうとする蒼。


「さあ、先ほどの続きでもしようか?」


構わず蒼との距離を詰めるフレン。


「つっ、つづき??」


我に返った時には、フレンはすでに蒼のすぐ目の前に――