啓太の口は何かを叫んでいた。 「聞こえないよ! けーくん!!!」 蒼は必死に叫ぶが、遠くなる啓太の声はさらに消えていく。 「す」 「き」 「だ」 口の動きで分かった気がした。 「私…必ず…けーくんのところに戻ってくるから!」 聞こえないはずの声を張ったあと、光に飲み込まれた。