俺様天使とのキスまであと指輪一個分。

「さあ…でも…多分」

「多分って何だこにゃああ!!」

千鶴は、お菓子の粉をボロボロこぼしながら蒼に迫った。

蒼はただ苦笑いを浮かべて頭を掻いた。

「どうせ、そのフレンって奴がイケメンだからでしょ!?」

千鶴の言葉がズバリ刺さって、もう蒼は薄笑いのまま固まった。


「分かった。じゃあリョウに聞いてみるにゃ」

「な、なんで! リョウくんは関係ないでしょ!」


千鶴の急な発言で、先ほどまで冷静だった美津子が慌てふためく。