――――違う。 みんなの優しさとか。 私がけーくんを想う気持ちとか。 一番大事なものは何も変わらない。 やっと、蒼の心のパズルが綺麗に埋まった。 ――…… ―――ピッ たまらず千鶴がエアコンのスイッチを入れた。 すっかりまた夏らしい蒼の部屋に、息苦しささえ感じたからだ。