mystery

愛里の記憶にはない
ヒトガタがうっすらと
形は見えるが何がなんだか
思い出には

朝になった

近所か？庭にきた配達の牛乳屋さんと目がった。愛里は牛乳をがむしゃらに飲んだ。愛里の前で人が沢山愛里を見ていた。
恐くて恐くて恐くて恐くて恐くてアイツが！アイツが！アイツが！指をさす。温かい毛布に包まれた愛里は車にかつぎ込まれた。たった３０秒車は家の前についた。
愛里は部屋にひかれた布団に座った
精神安定剤をのみ温かい昼間の光の優しさに記憶を なくしていた
思い出の中でまたはっきりしないものをおっていた

その後の愛里の知能指数はぐんとおちた
医者を目指した

読めない本
ここで無理だ。頭をとめる力に苦しんでいる

考えきらない。

薬がきれるとき泣き出す愛里をただ遠くで看護婦が見ていた