でもある日―――。


『うっそ、まじで!? お前、栗原が好きだったのかよ!!』


『う、うるせぇなっ! 関係ねぇじゃんか、お前にはっ』


自習の時間に、男の子達が騒いでいるのが聞こえた。


栗原って……私の事!?

というかそんな大きな声で…信じられない。みんないるのに。