あ!あの準備室なら


大丈夫そう。




そう思って、

私は準備室へと急いだ。




(ガチャッ)




「ふうー。良かった。」



そう言って安心していると、



後ろから視線を感じる。

誰かいるのかなあ…。


ゆっくり振り向いてみると…



――そこには、



工藤くんがいた。




「あ、あの!すいませんっ」



パニック状態の私は、
とりあえず工藤くんに



ペコっと頭を下げた。