「キャ――――!! 1位!!」
「あ~あ… また負けちゃったぁ」
「おれも。はぁ~…もっかいしよーぜ!!」
「あかりちゃん、強すぎ!!」
「えへへっ」
「ひかりにはさぁ、よゆーで勝てるけど
あかりちゃんには負けるんだよなぁ…」
「よゆーで勝てるって何よ!!
わたしだってね、本気を出せば…!!」
「本気を出せば…?」
「もぉ、スイなんか知らない!!」
「ほんとの事、言っただけだけど?」
「もう、2人ともやめなさいー」
「だってスイがぁ…」
「あかりがさぁ…」
『あははっっ』
小学校では、休みの日は毎日、
3人の家を順番にまわって、一緒に遊んでたね
ゲームは明梨が1番強くて、悔しい思いをしたっけ…
翠と私は、何回も明梨に挑戦したけど
毎回毎回、明梨が1位だった。
そして私はというとね、
毎回毎回、最下位だった記憶が…
どんだけ弱かったんだよ。
苦笑いしかできないし!!
翠に馬鹿にされてたよね、私。
今思い出したらムカついてくるけど、
翠との言い合いもすごく楽しかったな…
「あ~あ… また負けちゃったぁ」
「おれも。はぁ~…もっかいしよーぜ!!」
「あかりちゃん、強すぎ!!」
「えへへっ」
「ひかりにはさぁ、よゆーで勝てるけど
あかりちゃんには負けるんだよなぁ…」
「よゆーで勝てるって何よ!!
わたしだってね、本気を出せば…!!」
「本気を出せば…?」
「もぉ、スイなんか知らない!!」
「ほんとの事、言っただけだけど?」
「もう、2人ともやめなさいー」
「だってスイがぁ…」
「あかりがさぁ…」
『あははっっ』
小学校では、休みの日は毎日、
3人の家を順番にまわって、一緒に遊んでたね
ゲームは明梨が1番強くて、悔しい思いをしたっけ…
翠と私は、何回も明梨に挑戦したけど
毎回毎回、明梨が1位だった。
そして私はというとね、
毎回毎回、最下位だった記憶が…
どんだけ弱かったんだよ。
苦笑いしかできないし!!
翠に馬鹿にされてたよね、私。
今思い出したらムカついてくるけど、
翠との言い合いもすごく楽しかったな…