天使が落としていった羽〜ラブレターと羽ペン〜


そっと、顔をあげるとおばさんはニコニコしていた。


「ふふふ!良いわよ!こんな可愛いお嬢さんほおって置けないし!!」










おばさんの一言で肩の力が一気に抜けた。







………おばさんが優しい人で良かった………。




俺は心からそう思った。



隣にいる琥珀も安堵の笑みを浮かべていた。



おばさん家は近いから、琥珀に何かあったらすぐに駆け付けられるし。










こうして、琥珀の住居が決まった。