「けどね。廉が嬉しそう笑いながらに言ったの。“あいつ笑ってた”って」
私は涙が出てきた
廉がそんな事思ってる
なんて知らなかった
「“あいつ友達の前で笑ってた”って。すごく嬉しそうだった。私はその子を見たくなって、見に行こうとしたら廉がね“もうちょっと待ってくれ”って。だから私は今日まで待っていたのよ。廉ね愛果ちゃんといてからずっと笑ってるのよ(笑)私ね廉にこう言ったの“あの子とは廉はあわない”って。」
私は黙って聞いていた
「そうしたら廉が低い声で“姉貴にそんな事言われたくねー。愛果を傷つける奴は例え姉貴でも許さねー”って」
私はまた涙が出てきた

