「離して。帰る。」 「ちっ」 廉は私の腕を引っ張りながら歩いた 「乗れ」 「いや」 「ちっ」 廉はバイクに私を抱き上げて乗せて 私にメットを被させた 「ちゃんと捕まんねーと落ちるぞ」 「いいよ」 「ちっ」 廉は舌打ちをして私の腕を自分の腰に回させた 廉はバイクをふかしながら発進させた