慌ただしく動き回る看護師たち。 夜は沢山の患者がくる。 急患ってやつだ。 日付が変わった頃、ようやく落ち着いた僕はある病室に向かう。 209号室 そのドアを開けると規則正しい寝息をたてて眠る愛しい君。 そばに腰掛け、 雪のようなその肌に、 触れた…。 鼓動が速くなる。 僕の日課だ―。 君と共に今日という1日を過ごしたいんだ―。 こうしてまた、1日が始まる。